APIキーを渡さずにクレジットを引き渡す仕組み。ワークスペースと利用上限の使い方

公開 2026.09.21

「クレジットを売る」と聞くと、APIキーやアカウントのパスワードを相手に渡すのでは、と心配される方がいます。当サイトのお取引では、どちらも渡しません。このページでは、Anthropic を例に、実際の引き渡しの仕組みを説明します。

  1. 01キーやパスワードを渡さない理由
  2. 02引き渡しの手順(Anthropic の場合)
  3. 03売り手にとっての安心材料
  4. 04買い手にとっての安心材料
  5. 05ほかのプロバイダの場合

キーやパスワードを渡さない理由

APIキーを渡してしまうと、相手がどれだけ使うかをこちらで止められません。キーがほかの人に渡る心配もあります。パスワードを渡せば、アカウントそのものを預けることになります。

そこで、アカウントは売り手が持ったまま、使える範囲だけを買い手に開く方法を取っています。

引き渡しの手順(Anthropic の場合)

  1. 01売り手が、自動チャージ(残高が減ると自動で買い足す設定)をオフにする
  2. 02売り手が、今回の取引だけに使うワークスペースを新しく作る
  3. 03買い手を、そのワークスペースに開発者の権限で招待する
  4. 04ワークスペースの利用上限(spend limit)を、まず少額に設定する
  5. 05買い手が自分でAPIキーを発行し、24時間、実際に動くことを確かめる
  6. 06確認が済んだら、利用上限を段階的に引き上げる
  7. 07上限は残高より少し手前で止める(当サイトでは残高の97%を目安にしています)

ワークスペースは、ひとつのアカウントの中を用途ごとに区切る機能です。区切りごとに利用上限を決められるので、買い手が使えるのは、その区切りの中で、設定した金額までです。売り手がふだん使っているキーや、ほかのワークスペースには影響しません。

売り手にとっての安心材料

  • 自分のAPIキーもパスワードも渡さない。買い手が使うのは、買い手自身が発行したキーだけです。
  • 使われる金額の上限を、自分で決められる。上限を上げるのは、支払いの状況を確認してからです。
  • 自動チャージをオフにし、上限を残高の少し手前で止めるので、残高を超えて使われることを防げます。
  • 取引が終わったら、買い手をワークスペースから外し、ワークスペース自体もアーカイブできます。

買い手にとっての安心材料

  • 最初の24時間で、実際に使えることを少額で確かめられる。
  • 自分で発行したキーを使うので、いままでのコードは、キーを差し替えるだけで動きます。
  • 金額、支払日、引き渡しの方法は、事前に契約書で決めます。

ほかのプロバイダの場合

OpenAI、Google Cloud、AWS、Azure は、アカウントの仕組みがそれぞれ違います。同じ考え方(キーを渡さない、使える範囲を区切る、少額で確かめてから進める)で、できる方法を査定のときにご案内します。